rurumixのブログ

私立中学2年の息子とサピックス新4年生の娘を育てるワーキングマザー。節約と投資のあれこれも。

こんなワーキングマザーになれたら良いと思う人

スポンサーリンク

20年近く前ですが、外資金融に勤務したときに最初に上司になったのはアジア系アメリカ人でした。当時1歳くらいの双子ちゃんを連れてNYオフィスから転勤してきた直後で、最初はちょっと怖い外国人という印象でした。弁護士の資格も持つ正にキャリアウーマンという雰囲気でした。まず驚いたのが、彼女は正社員のフルタイムだったにも関わらず、上司と交渉して彼女1人だけ週に1日は必ずwork from home(在宅勤務)をしていました。そのころは今のように会社のPCに自宅からアクセスできる環境ではなかったので、彼女がどのようにWFHしていたのかは不明です。急ぎの場合は携帯に電話すればつながりました。日本人の感覚からすると上司と交渉して自分だけ人事制度にないことを堂々とやってしまうのが、驚きでした。出勤していた日も朝遅く来たり、早めに帰ったり自由に勤務していましたが、上司も周りも彼女がちゃんと仕事していれば良い、という雰囲気で何もお咎めはなかったようです。もちろん仕事は人一倍できる人でしたから、その後NYオフィスに戻ってさらに上のポジションについていました。最近日本に来ていた本人と会ってそのころの話を聞いたところ、NY本社から急ぎのプレゼン資料などを頼まれて、夜中に働いていたこともあったそうですから、本当に仕事はしっかりされていたのだと思います。

それだけのキャリアウーマンでしたが、やはり疲れて一旦その会社は辞めたそうです。その後は週20時間と決めて、パートの人事ポジションで働きながら、子どもたちの教育を一番に優先させています。彼女の子育てを見ていてすごいなと思うのは、子どもたちに一切押し付けをしていない点です。お子さんの一人は有名な大学に入学されましたが、もう一人は女優になるためにがんばっていて、そのサポートのために彼女も世界をあちこち行ったり来たりしています。キャリアがあってもこだわらず、自由な生き方をしているところがうらやましいです。そのためには財力が必要なのだとは思いますし、もちろん一般的の人よりはたくさんお金は持っているのだとは思います。でもある程度お金持ちになってしまうとどんどん欲が出てきてしまう人が周りにたくさんいる中で自分は必要以上はいらない、と言ってお金にこだわっていないところも彼女が自由に見える理由なのかもしれません。

もともとの基盤が違うので、私も彼女と同じような働き方ができるとは思っていませんが、仕事の方向性に困ったとき、子育てで迷ったときは彼女を思い出して、彼女だったらどうするだろうと考えるようにしています。人間の究極の贅沢はお金ではなくて、いくつになってもやりたいことが自由にできる環境を持っていることなんだろうなぁと思います。そのために必要なのがある程度のお金や教育なのでしょうね。